石川島記念病院には再開と同時に入職しました。

今までは急性期病院の病棟勤務でしたが、体力的に夜勤が難しくなったので外来担当となりました。

外来看護業務は初めてでしたので、初めは患者さんとの距離感に苦労しました。入院患者さんは長い入院期間の中でコミュニケーションが取れますが、外来にお越しになる患者さんとはほぼ初めてお会いする方ばかりですので、患者さんの状態や訴えは全く分かりませんし、その方の性格や家庭環境も分かりません。

そのような中で、いかに患者さんの訴えを聞き出し、かつ医師との橋渡しをするかが大事である事に気付きました。ですので、初めてお越しになった患者さんには、問診票を書いていただくだけでなく、傍らで患者さんの目を見ながら、訴えを傾聴します。その訴えが上手く医師に届き、患者さんの安心した姿を見ると、責任を果たせたように思われ、ほっとします。

また掛かりつけ患者さんに「あなたがいて良かった」と言われるととても嬉しいです。これからも末長く患者さんが受診していただける様に、傾聴を続けて行きたいと思います。