石川島記念病院で働き始めて、早1年を経過し、現在の「仕事のやりがい」について思うことは、当たり前ですが患者さんや看護師がいての仕事であると感じています。

現在、管理職として業務を担っているため、「直接看護」は殆どありませんが、退院される患者さんより「この病院の看護師さんはとても優しく、良くしてくれました」という感謝の言葉は、この上ない喜びであり、仕事の原動力となっています。また、入院時は不穏で病棟中、響きわたるような暴言を看護師に浴びせていた患者さんが、リハビリテーションが進むにつれ安定し、他患者さんのお世話をするくらいに状態が良くなったり、何事にも拒否していた患者さんに対して「どうしても入浴に入って頂きたい」とチームで検討し、入浴後にさっぱりとした表情で看護師に感謝を述べている姿をみると、とても幸福感を覚え、看護師の凄さを改めて感じます。

看護師一人一人の「看護の力」を結集し、ナイチンゲールの教えを根底とした看護を、看護師全員が当たり前に実践できるシステムと教育を構築し、働きやすい職場になるよう努力して行きたいと思っています。