仕事のやりがい

Vol.055
2025.09
管理栄養士
勤続年数: 0年6ヶ月

OUR TEAMで支える安心感と、地域をつなぐ看護のやりがい

入職して6か月、地域包括ケア病棟での看護に携わる中で、看護師としての役割の幅広さとやりがいを日々感じています。
石川島記念病院では、急性期を脱した患者さんが在宅や施設へ安心して戻れるように、医師・看護師・リハビリ・MSW・栄養士など多職種が連携し、個々の目標に合わせた支援を行っています。私たち看護師は、単に処置やケアを行うだけでなく、「患者さんのこれからの生活をどう支えるか」という視点を持ち、在宅復帰までの過程をチームの一員として支える重要な役割を担っています。
特に印象に残っているのは、独居での退院を不安がっていた患者さんのケースです。毎日の観察や関わりの中で、ご本人の不安や生活上の課題を丁寧に拾い上げ、チームで話し合いを重ねました。その結果、訪問看護や福祉サービスとつながり、無事にご自宅での生活を再開された姿を見たとき、「看護師としてその人の人生に深く関われた」と実感し、大きな達成感を得ました。
忙しい毎日の中でも、チームで相談し、支え合える環境があるからこそ、自分一人ではできない看護を実現できています。この「一人じゃない」という安心感は、働く私たちにとっても大きな支えです。
地域と病院をつなぎ、生活の再構築を支援する――そんな看護の奥深さとやりがいを、この地域包括ケア病棟で感じています。