仕事のやりがい

Vol.058
2025.12
看護師
勤続年数: 6年3ヶ月

外来から地域へ―つなぐ看護の最前線に立つ

勤続6年を超え、現在は外来看護師として日々多くの患者さんと向き合っています。地域包括ケア病棟を持つ当院では、ただの“外来対応”では終わらない、多職種・多拠点を巻き込んだ看護の広がりがあります。そこに、私は大きなやりがいと使命感を感じています。私たち外来看護師は、患者さんの「これまで」と「これから」の橋渡し役です。通院で来られた方の体調の変化をいち早く察知し、必要に応じて病棟入院・訪問診療・訪問看護につなぐ判断を、医師や他職種と連携しながら即座に行います。そのスピード感と判断力こそが、患者さんの生活を守る“起点”になるのです。特に、外来→訪問診療→訪問看護という流れの中で、情報がしっかりと共有され、シームレスな支援が実現できたときは「つないでよかった!」と心から思います。ある患者さんでは、外来での気づきがきっかけとなり、在宅での看取りまでご家族と伴走する形になりました。外来看護師としてスタートした支援が、地域での“最期の時間”までつながっていったこの経験は、今でも私の看護観の核になっています。この病院の外来には、点ではなく「線」や「面」で患者さんを捉える視点があります。病院の中だけでなく、その先の地域の暮らしまで想像して動ける。訪問診療や訪問看護のスタッフとの連携はもちろん、病棟スタッフとの信頼関係も強く、情報も連携も早くて濃い――このチームにいるからこそ、アグレッシブに動けるのです。患者さんの人生の“流れ”をつなぐ。外来看護は、その最前線です。だからこそ、私はこの場所に誇りを持って立っています。